【掛け布団の上に毛布をかけると暖かいってホント? – NAVER まとめ】
http://matome.naver.jp/odai/2135728686283022101
※羽毛布団以外の掛け布団の場合、毛布は下が答えになります。
日本睡眠科学研究所のスリープマスターは失格です。
【1】暖かさだけでは質の高い睡眠は得られない
ただ暖かさを求めているのではなく「質の高い睡眠」を求めているからです。
スリープマスターとしての答えは
「羽毛布団には下にウールなどの天然素材の毛布を
室温に応じて掛ける方がいい」
となります。
寝床内気象とは「布団と眠っている人の間の空間の温度と湿度」をいいます。
寝床内気象とは? http://www.nishikawasangyo.co.jp/sleep/knowledge/10.html
寝床内気象は、多くの実験で温度は33℃±1℃、湿度は50%±5%(RH)と分かっています。
つまり、布団の中は34℃よりも暑くてはダメで、湿度も55%よりジメジメしてもダメなのです。
では、羽毛布団の上に毛布をかけるとどうなるのでしょうか?
その繊維が外へ吹き出さいないように、外側の生地にダウンプルーフ加工が施されています。
ダウンプルーフ加工とは? http://kijiya.me/?p=6
このダウンプルーフ加工が曲者でございまして、
日本は「ホコリ」や「アレルギー」に対する抵抗が強いため、
多くの布団メーカーはこのダウンプルーフ加工を施しています。(ヨーロッパではダウンプルーフ加工のされていない羽毛が多く流通しています)
そのため、日本では羽毛布団を単体で掛けて使う場合、布団の中がムレやすくなります。
毛布を羽毛布団の上に掛けると確かに暖かくなりますが、
場合によっては暖かくなりすぎて、そしてムレすぎてしまうことがあるのです。
特にアクリル毛布は、天然素材に比べると吸湿性が悪いので
羽毛布団の上に掛けることで更にムレが進みます。
ウールについて その2 http://www.woolmark.jp/tokucho/02.html
そんなウールの毛布を羽毛布団の下、
つまり布団と人の間に掛けて寝ると布団の中の温度、湿度が
理想の33℃±1℃、50%±5%になりやすくなります。
365日羽毛布団の下にウール毛布の組み合わせが良いわけではありません。
引用 http://www.nishikawasangyo.co.jp/sleep/knowledge/10.html より
【まとめ】
テレビの特集やネットの書き込みでは、ついつい「暖かさ」ばかりに注目が集まります。
しかし、「質の高い睡眠」には暖かさだけではなく最適な湿度も重要です。
そして毛布の種類や掛け方によっても睡眠の質は大きく左右されます。
「寒くて眠れない」場合は
羽毛布団の上に毛布を掛けることをオススメしますが、
「より質の高い睡眠を目指す」場合は
羽毛布団の下に天然素材の毛布を掛けて眠ることをおすすめします!
【最後にPR(^^)】
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詳しくは店頭にてスタッフにお声掛け下さい!