こんにちは横山寝具店グループ・専務スリープマスターの横山隆一です。
NHKでこんなニュースが流れていました。
【楽天 新人選手入寮 オコエもプロ生活開始】
楽天イーグルスのルーキー、オコエ瑠偉選手が仙台市の球団寮に東京西川のマットレスと枕を持ち込んだというニュースです。
おそらくオコエ選手が持ち込んだのは
と思われます。
(広告契約をしている選手ではないので正確な使用製品は公表されていません。映像から私が推定しました)
快眠にいがたでもおすすすめするマットレスや枕がお正月早々にNHKで放送されるとは嬉しい限りです。
ただ、このニュース映像でスリープマスターとしては気になるオコエ選手の発言がありました。
「最高 3秒で寝られます」
オコエ選手のサービス精神で寝心地の良さを表現していただいた発言と思われますが、実はこの「3秒で寝れる」は質の高い睡眠にはつながりません。
筑波大学・国際統合睡眠医科学機構の柳沢正史教授によりますと
ヒトはウトウトしながら15分ほどかけて眠ることが分かっており
布団に入ってすぐに寝てしまうのは睡眠不足の可能性がある
そうです。(2015年3月の講演より要約)
もう少し解説しますと、
ヒトが正常な睡眠に入る時、脳波はアルファ波、ベータ波、シータ波の順にゆっくりと変化します。その変化は通常15分ほどかかるので、布団に入ってすぐに深い睡眠に入るのは正常ではなく、睡眠不足もしくは極度の疲労による可能性があるということです。
オコエ選手は、おそらく日本睡眠科学研究所でマットレス、枕をしていると思われます。
なので、この発言はリップサービスと期待しますが、
普段から布団に入ってすぐに寝れる人は、生活習慣や睡眠環境を少し見なおしてもいいかもしれません。
オコエ選手も自分にあったマットレスと枕でより質の高い睡眠がとれると良いですね!
みさなんは布団の中に入って何分くらいで寝ていますか?
【ご注意ください】
スリープマスターは医師ではございません。睡眠に関して科学的なアプローチで学んでおりますが一般論でしかお話することができません。個別、具体的な不眠に関するアドバイスはできませんで専門の医師へご相談されることをお勧めいたします。